GUNKANJIMA CONCIERGE × GUNKANJIMA DIGITAL MUSEUM

軍艦島レポート

軍艦島レポート

軍艦島 軍艦島上陸周遊ツアー

☆歴文女子と長崎のお盆☆

更新日:


軍艦島コンシェルジュのブログをご覧の皆様



先日、長かった髪を肩の上まで
バッサリ
とカットしたばかりの
オペレーション小田(コダ)でございます



さて
世間は昨日から「お盆」ですね


普段は長崎県を離れて暮らしている方々も、
久々に地元へ帰省している方が多いのではないでしょうか


滅多に会えなくなった人々と唯一また集まって団欒ができる

素敵な日本の行事だと私は思います



では、そもそも【お盆】がどのような行事であるか、
皆様はご存知でしょうか


そうです


お盆とは、

ご先祖様や亡くなった方々が浄土(あの世)から戻って来る期間

と言われております


※地方によって異なることもあると思いますが、
一般的に

8月13日     盆の入り・迎え盆
8月14日~15日   法要や供養の儀式
8月16日     盆明け・送り盆

の流れですね
※(主に東北や関東の一部では旧暦に合わせて7月に行っていることもあります)


昨日、休みをいただいていた私は、
ご先祖様を迎え入れるために朝から仏壇の部屋の掃除をし、
家族が揃った時点でお墓参りへ行ってきました


お墓の掃除を終えて、花を飾ったり、供え物をしたり、
線香を焚いたりと一通りの作業を終えた後に、合掌




で終わるのが普通ですよね


しかし、それで終わらないのが長崎県


何をするのかと思いきや…




お墓で花火または爆竹をバンバン鳴らすのです(笑)





「お墓で花火なんて
なんと罰当たりな
と思いますよね





しかし、昔から大きな音は「厄祓い」の意味をもっております




ご先祖様に悪いものが寄りつかない様にするため、
ある意味、理にかなった儀式的なことを長崎県民は行っているようです




お墓参りを終えた後は、自宅へ戻り、
準備しておいた「提灯」を飾りました



小田家の家紋は【丸に橘】です


各家庭によって、提灯の家紋が異なるため
それを見て回るのも興味深いですね



ご先祖様が自分の家まで迷わず到着できるよう、
昨夜は一晩中家の外と仏壇周辺で明かりを灯しておりました



私は方向音痴ですが、ご先祖様ならきっと今頃、
家の座敷に戻ってきていることでしょう



最後に


明日の8月15日(月)まで長崎市内にいる方々にお知らせです


毎年、長崎県では盆前に亡くなった方のご遺族が、
故人の霊を弔うために手作りの船を造り、
その船を曳きながら街中を練り歩き、
最後は故人の霊を極楽浄土へ送りだす

精霊流しがございます



当日の夕方から長崎市内では交通規制がかかり、大変混み合います
お急ぎの方はご注意ください




お時間がある方々には、
ぜひご覧いただきたい伝統行事でもあります




最後まで故人との思い出を大切にしながら…
しかし、長崎らしく派手に爆竹を鳴らしながら(笑)
個々の船を送り出す姿は、とても感慨深いものとなっております




今回は、端島(軍艦島)の話ではなく、
歴文女子として日本の行事長崎県の伝統行事
について書かせていただきました

これでまた、長崎県に魅力を感じていただけたら幸いです


もちろん


軍艦島コンシェルジュの
軍艦島上陸ツアーのご予約もお待ちしております


また、先程のお盆について

「端島(軍艦島)のお盆ってどうしていたのだろう
」と

疑問を抱いた方はぜひ「軍艦島デジタルミュージアム」へ
足を運んでみてはいかがでしょうか





それでは明日もご安全に~

-軍艦島, 軍艦島上陸周遊ツアー
-, , ,

Copyright© 軍艦島 -gunkanjima- , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.