先日、東京にお住まいの元軍艦島島民の中村陽一さんをお迎えして軍艦島コンシェルジュメンバーに
住んでおられた頃のお話をしていただいた。中村さんは、なんと軍艦島の炭鉱長の息子さんだった人だ。
炭鉱長とは、軍艦島でトップだということだ。島の高台にある唯一の一軒家に住み、多感な少年時代を
縦横無尽に軍艦島を駆け巡ったその貴重な体験談は、私達にとっても大変興味深いお話だった。
とりわけ、連絡船「夕顔丸」の想い出、初めて軍艦島に到着したときの驚き、島を出るときの寂しさ、
山神祭り、盆祭り、運動会、お葬式の話などは、その時々の情景が目に浮かぶようだった。
中村さん、有難うございました!
次回は東京の軍艦島研究の方々とお会いできるのを楽しみにしています。
注:私のカメラの具合が悪く、写真がぼやけております。お許しを。