軍艦島コンシェルジュのブログをご覧の皆様
お久しぶりです。船員の高尾です。
さっそくですが、もし軍艦島で体調を崩してしまったら・・。
軍艦島は船でしか行けない無人島なので、救急車を呼ぶわけにもいきません。
そんな、お客様の万が一の場合に備えて、我々コンシェルジュチームは先日、消防局にて
「上級救命講習」
を、受講してきました。
その様子をご紹介させて頂こうと思います。
自動車学校などでも一度は経験があるかと思いますが、人形を使った胸骨圧迫、心臓マッサージです。
我々は本番を想定してよりリアルに訓練するために、全員で話し合いに話し合いを重ねた結果、この人形を
「さかい君」
と名付け、一生懸命実技講習を受けました。
これは胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人口呼吸とAEDの一連の流れを確認している場面です。
今年4月入社の社員は若干緊張ぎみであったものの、真剣に取り組んでおります。
もちろん、軍艦島島内にもAEDは設置してあります。
AEDは必ずしも電気ショックを流すとは限らないってご存知でしたか?
身体に貼った電極が電気ショックが必要かどうかを解析するので、AEDから流れるメッセージをきちんと聞く事が大切、とのことです。
赤ちゃんにも胸骨圧迫と人口呼吸。
肋骨が折れるかも!と不安にならず、とにかく心臓に刺激を与えることが重要だそうです。
骨折した時のために、三角巾の使い方も教わりました。
講習を終えて、無事に全員が修了証を持ち帰ることができました。
これで、もし万が一お客様が怪我をしても!
意識を失っても!
救急隊が到着するまでの間、救命措置を行うことができます。
熱中症が心配される季節ではありますが、もしツアー中に具合いが悪くなってしまった場合は、近くのスタッフにご遠慮なくお声かけください。
軍艦島コンシェルジュは
旅のコンシェルジュ。
お客様とお話できるのが大好きなスタッフ達が
皆様のお越しを心よりお待ちしております。