『海』だけが世界と繋がり、地球規模で一つとなれるものです。
先人達は自然の中から物を作り、船を作り、海を渡り、異文化に触れ、
人智を広げ、人類の歴史的基礎を築いてきました。
その歩みの中で造船が含まれた重工業の遺産が生まれ、世界中の推薦を受けて『明治日本の産業革命遺産』として世界遺産に登録されたのです。
その世界遺産の始まりの地、長崎港で働く私たちは、
その過去からのバトンを未来へ手渡す為に、
懸命に海で働く愚直な仕事人を目指し、軍艦島を通して世界遺産の伝承を引き受ける為、世界をかける仕事人、更には船の安全運航を祈る国際規格旗「UW」を意味する「ユニバーサルワーカーズ」と名乗りました。
「御安航を祈る」の意であり、民間船から敬礼を受けた軍艦が答礼と共に掲げる
国際信号旗の2字信号。また盛大に出航式を行なった船に向けて、
港が掲げる国際信号旗の2字信号である。
3字信号の活用もあり、2字信号「UW」に“1”を追加して掲げると「協力に感謝する。
御安航を(Thank your cooperation, von voyage)」の意になり、
また“2”を追加して掲げると「ようこそ(Welcome)」となる。
更に”3"を追加して掲げると「お帰りなさい(Welcome home)」となる。
(因みにこの2つは1990年前後の改訂で追加されている)