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軍艦島レポート

軍艦島レポート

軍艦島

世界が夢見たロマン

更新日:

 

どうも。

船員の堺です。

11月に入ると、

長崎も大分肌寒くなってきました。

実は私、夏より冬が好きなんです。

何故なら寒い時期の方が、運動をしても

暑さでバテにくいからです。

私にとっては将にフィールドワークの季節なのです!

夏の間我慢していた自然と遊びたい欲求を

解き放っていきたいと思います。

フィールドワークにもいろいろなものがありますが、

最近特に人気が出てきているのは、

鉱物採集ではないでしょうか。

散歩中に見つけた、なんてことない

ありふれた石ころにも

その形になるまで長い年月がかかっており、

いろいろな成分が含まれていて、

ちゃんとした名前もあるんですよ。

そういった学術的なもの、地質的なものを好む人、

または、希少石(宝石)、貴金属の採集を好む人、

その採取物を販売して富を得る人、

いろんなmineralcollector、minersがいらっしゃいます。

まさにロマンの塊ですね!

そんなロマンの代表と言えば皆さんご存知の

世界が夢見た「ゴールドラッシュ」ですね。

様々な地でゴールドラッシュが起きましたが

特に有名なのは19世紀中頃にカリフォルニアで起きた

ゴールドラッシュでしょう。

世界中のマイナーが一攫千金を夢見て

カリフォルニアへ集結しました。

このゴールドラッシュにより、

巨額の富を得た者、

夢儚くも事故で亡くなった者、

大量の移民と大規模な開拓、

インディアンに対する民族浄化など

いろいろな人がいて、

いろいろな出来事がありました。

この各地で起きたゴールドラッシュですが、

富を産んだのは、産出された貴金属や希少石

だけではないんですね。

大量の移民を移動させる船や機関車、

産出物を運搬する蒸気機関を有する機械、

製錬、精錬に必要不可欠な絶対に必要な物。

そう、「石炭」です。

金を得るためには大量の石炭が必要でしたので、

炭鉱は大忙しでしたが、相当な富を産んだのです。

大量の金、産まれる富、喜び、悲しみ、

溢れるロマンと物語が西部開拓時代へと

つながっていきます。

さて、ゴールドラッシュといえばカリフォルニア

と、なりますが、我々が住んでいる国、

日本もかつて黄金の国ジパングと呼ばれていましたよね。

多くの金山があり、良質な金を産出していました。

実は長崎にも金山や金鉱がありました。

帆場岳近くの三ツ山金鉱や、雪の浦の金山です。

(↑三ツ山金鉱近くの開発途中地、イメージにどうぞ)

もともと長崎は、長崎火山帯という

多くの火山の集まりが、噴火、隆起などして

できた地域で、もちろん花崗岩や変成岩が

地質に多く、鉱物資源が豊富であります。

戸石の銀鉱、五島の双子水晶なども有名ですね。

樫山地区の翡翠は天然記念物になっておりますし、

西彼杵地半島は特に変成岩が多く、

磁鉄鉱、ブラウン鉱、轟石、霰石、ハント石

苦灰石、マグネシウムホルンブレンド

クロム、マグネサイトなど

とにかく鉱物が豊富です。

長崎の南部地区でも金や白金などが

見つかっており、昔々、藤田尾地区でも

ゴールドラッシュを夢見た人々が

小さく弱々しい金鉱脈を掘り進んだことも

ありました。

また、長崎はこういった貴金属、希少石だけでなく、

長崎といえばコレだ!という鉱物があります。

そう、「石炭」ですね。

良質な石炭を大量に産出していました。

伊王島、高島、池島もそうですが、

やっぱり石炭の有名産出地といったら

「軍艦島」(端島)ですよね!!

現在、軍艦島は先の台風による被害で

未だ上陸ができない状況ではありますが、

弊社は代わりに周遊ツアーを絶賛運航中であります!

上陸ツアーよりもお得な料金でございますし、

上陸まではしなくていいけど、一目みてみたい!

という方はぜひ「軍艦島コンシェルジュ」をご利用ください!!

また、石炭や炭鉱をイメージしたお土産も数多く取り揃えております。

お土産のお求めは常盤ターミナル「軍艦島コンシェルジュ」ラウンジ、

「軍艦島デジタルミュージアム」へ是非ご来店下さい。

さて、まだまだ書きたいことが

山ほどあるのですが、

続きはまた次回、堺が担当するときをお待ち下さい。

最後に私堺がオススメする本を

ご紹介して終わらせていただきたいと思います。

まずはこちら

黒沢永紀 先生の「軍艦島入門」

その名の通り、軍艦島に関する知識の入門書と

いえる本で、一度ページを捲れば、

あなたも軍艦島の虜になること間違い無し!

弊社「軍艦島コンシェルジュ」ラウンジにて購入できます!

次はこちら

故・草下英明 先生の「鉱物採集フィールド・ガイド」と

松原總 先生の「鉱物肉眼鑑定辞典」です。

鉱物採集フィールドガイドは、鉱物採集者のバイブル的存在です。

すでに絶版のため、市場には中古しか出回っておりません。

時価ではありますが大体4,000〜8,000円ほどで取引されています。

鉱物肉眼鑑定辞典はその名の通り鉱物の辞典で、

大きな写真と解説で初心者にもわかりやすいかと思います。

この2冊は弊社では販売しておりません。

つぎはこちら

黒沢永紀 先生と酒井透 先生のタッグでおおくりします、

「軍艦島 池島 長崎世界遺産の旅」です。

話題の二つの炭鉱の島の写真と情報を

たっぷり詰め込んだ豪華な一冊です!

炭鉱マニアのあなたも、

これを読めば大満足間違い無し!

弊社「軍艦島コンシェルジュ」ラウンジで購入できます!

最後にこちら

るるぶDo!シリーズの「はじめての野外活動」と

川口拓 先生の「BUSHCRAFT MANUAL」です。

フィールドワークに欠かせないアウトドアの知識、

サバイバル、ブッシュクラフトの基本を身につける

為の教本として是非持っておきたい本です。

こちらの2冊は弊社では販売しておりません。

さてさて、いかがでしたでしょうか。

フィールドワークのこと、ゴールドラッシュのこと

石炭のこと、オススメの本、、、

ほぼほぼ、私の趣味の話になってしまいました。

これは怒られそうですね。

なので今回はここまでとさせていただきます。

皆様もこのせっかくの涼しい気候ですから

是非フィールドワークしてみてください!

自然に癒されましょう!

「軍艦島周遊ツアー」もよろしくお願いいたします!

「軍艦島」のことは「軍艦島コンシェルジュ」へ!

それでは、ブログを見てくださいました

みなさん、ありがとうございました。

次回更新をお待ちください。

ごあんぜんに!!

 

 

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