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軍艦島研究同好会

『軍艦島研究同好会』立上げ趣旨

発起人 後藤 恵之輔

 軍艦島(正式名称は端島)は、平成21年1月、ユネスコの世界遺産暫定候補リストに記載された。そして同年4月22日からは、35年ぶりに上陸解禁となった。

 軍艦島は面白く、ユニークで珍しさに富む島である。日本初の高層鉄筋コンクリート造アパートを始めとする建物が林立し、最大5,300人の人々の生活が営まれていた。世界的にも唯一ともいえるこの島は「観光の場」として活用され始めた。

 また、日本の近代化を支えた海底炭坑のあった島として、わが国の歴史を学ぶことの出来る「学習の場」である。わが国の将来を担う子どもたちの歴史学習、産業学習の場として活用されなければならない。

 軍艦島には、日本で最初の屋上緑化といえる屋上農園がつくられ、いまは日本中で希薄となりつつあるコミュニティも当然のように存在していた。これらを始めとして島には、現在の我われが学ばなければならないこと、ものがたくさんある。いってみれば軍艦島は「学問の場」ともいえる。

 軍艦島にあった端島炭坑には、朝鮮半島や中国大陸から外国人労働者が連れてこられ炭鉱労働に従事していた。このことは負の遺産ではあるが、二度と戦争を起してはならないことを意味するものでもある。我われは軍艦島を「平和の象徴」としても捉える必要がある。

 目を島外に転ずると、そこには高島や中ノ島などが浮かんでいる。これら島々もかつて炭坑の島であり、軍艦島と同じくいろいろな場として活用される。

 そして海がある。そこには、南方系の魚も泳いでいることが確認されており、このことは軍艦島、高島、中ノ島などの島々にも、南方系の植物・生物等が飛来しているであろうと、想像を掻き立ててくれる。

 以上を鑑みて、軍艦島と、高島、中ノ島など、そしてその周辺の海を対象に、市民、行政に携わる人、企業の人、研究者、マスコミの人など、すべてその垣根をとりはずして、その魅力、楽しさ、面白さなどを知り、考え、行動していこうと、「軍艦島研究同好会」(仮称)をここに立ち上げるものである。

 さらに同好会では、やがて世界遺産になるかもしれない軍艦島について、島が限られた人たちのものでなく、すべての市民、県民、国民のものとして大事に護られ、観光・学習・学問の場として、平和の象徴として活用できるように、様々な提言も行なっていきたいと考えている。

尚、ご参加希望の方のお申し込みは、軍艦島コンシェルジュまで
同好会例会の情報はこちらからご覧ください。